イムラアートギャラリー [京都/東京]

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今冬、イムラアートギャラリーでは、4 年ぶりとなる画家・桃田有加里の個展「Static」を開催致します。
桃田有加里は、2008 年にトーキョーワンダーウォールで審査員長賞、2012 年には第三十回 上野の森術館大賞展にて優秀賞(ニッポン放送賞)を受賞しています。2008 年頃には人物表現を中心にしていた桃田ですが、2013 年頃より抽象的な風景での表現に変化しています。「最終的には何らかの形で人物像と風景を融合して作品にしたい」と語る桃田- 本展の作品《The remains》では、その探求を垣間見ることが出来ます。ぜひご高覧ください。

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かねてより、私は絵画の中に存在する"時間の静止" に興味をそそられていました。絵画はいにしえより時代の記憶や描き手のまなざしを保存するためのうつわとして存在し、私はそれらの作品と対峙していると、時間が凝縮して投影されているように感じるからです。

キャンバスの中の"時間の静止" を絵として視覚化したいと考えたとき、動的なモチーフをキャンバスという静止した画面の中に描くという対照的な存在の交差によって、画面の中の"時間の静止" を際立たせることを試みました。私の作品の中では、流動的な絵具や記憶は動的なイメージであり、キャンバス自体は静的なモチーフとしてそこに表現しています。なぜ私が記憶を動的な存在として捉えているかというと、記憶は、時間の流れと共に、現実と先入観の断片が合流して重なり合いながら作り上げられる人工的な世界であり、整合化され、ひとりひとり固有の記憶となると考えているからです。つまり、人間の記憶が水気を切るざるのように穴だらけであり、脳裏で変化し続けていると考えて
いることに起因します。

私は絵画の中の"時間の静止" をキャンバス上に描き出し、可視化させたいと思います。それにより、人間という一つのゆっくりと進化し成長する生命が、現代のスピードや効率を優先する社会にいる中で、知らず知らずのうちに落としてしまった時間や密度を、私は絵を通じて拾っていきたいと思うからです。
                                                                                                                                         桃田有加里

会場:ポーラ美術館
会期:2017年10月1日(日)〜2018年1月8日(月祝)

会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、3、4
会期:第1期2017年7月11日(火)~8月6日(日)第2期2017年8月11日(金)~9月10日(日)
出品作家:橋爪彩

会場:Museo G. Fattori(Livorno・イタリア)
会期:2016年6月25日(土)〜7月16日(土)
出品作家:橋爪彩

会場:ASEAN international culture center(南寧・中国)
会期:2015年12月27日(日)~2016年1月27日(水)
出品作家:橋爪彩

会場:A.Style(香港)
会期:2015年9月2日(水)~2015年10月31日(土)
出品作家:橋爪彩

この度、イムラアートギャラリー京都では神谷徹 展を開催いたします。

1969年生まれ。東京芸術大学油画科大学院卒業の後、アイルランド政府奨学生としてダブリンを訪れ、その後もアーティストインレジデンスで同じくダブリンに2度滞在し展覧会をしています。またロンドン芸術大学TrAINリサーチセンターに文化庁在外研修員として英国研修し、ミュージシャンのデヴィットシルヴィアンとのコラボレーションも行いました。近年はオフィスやビル、学校、駅などへの作品設置など、パブリックアートの依頼も多く、現在は京都造形大学准教授として京都で制作を続けています。

日常風景を切り取った具象的なイメージを描いた油彩画は、現実風景の単なる再現ではなく、写実的でありながら、色彩と光と影の表現が強く意識され、奥行きと透明感が独特の世界観を醸し出します。

今回は、緑を基調とした色調の作品が多く、全画面の印象が緑という、自然さと不自然さが共存したものもあり、又、画面がブレて見える絵もあり、見る距離や角度によって不思議な感覚に陥ります。

神谷の作品からは、一見穏やかで、静寂な印象を受けますが、その制作の意図するところは、「何かを説明する様なものが描きたいのではなく、絵が描きたい。絵とは何かということが一番問題であり、イメージや意味よりも絵である事が大事」だと言います。

テーマや哲学的なコンセプト以上に大切なものを求める神谷の姿勢は、継続的に制作されて来たシリーズのグラデーション作品にも垣間見られます。自ら編み出した刷毛を繋げた器具を用い、計画性と同時にコントロールできない偶発性の間で展開される描く行為は卓越した表現技術によるところが大きく、絵としていかに成立させるか、経験を積みながらも常に探求しているようです。

京都での初めてとなる個展「A」では、神谷が今まで取り組んできた創作をご覧いただけます。是非ご高覧くださいませ。

イムラアートギャラリー京都では英ゆう個展「作庭」を開催いたしま す。
英は2000年から10年ほど、タイと日本を行き来し制作を行っていました。タイの供花や伝説をモチーフに 色彩豊で、濃密なマチエールの油彩画を描いていました。2010年から拠点を京都に制作しています。

今回の展覧会のタイトルは「作庭」。石の燈籠や石塔を葉と花で覆い、編み直し、もう一度風景に入れて「庭」 をつくり出しています。庭には知恵や創意、自然との対話が存在し、それらは、日本人の自然観に繋がっていると言えるのではないでしょうか。

石燈籠や石塔といった無機質で冷たく、神秘的でシンボリックでもある、不思議な造形のものを全く異なる素材 である植物で覆うことで、
特異な空気感を纏いながらも、見慣れた景色が生み出されています。

本展では大作を含む油彩画約7点に加え、2012年にアジア交流展でインドに行った時に描いた水彩画も展示いたします。
英ゆうの独特の絵画世界を是非ご高覧ください。

「神秘的な構造の石燈籠を葉と花で編み直し、もう一度風景に放り込む。
燈籠があるだけで街も川も山も庭の景色になる。」 英ゆう 

  

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